ミラノリピール

顔・首・デコルテ用と、ボディ用の2種類があるため、顔だけでなく手の甲や肘、膝などのボディの黒ずみに効果を発揮するので、お悩みに合わせた治療が可能です。

ミラノリピールとは

皮膚再生効果に優れたTCA（トリクロロ酢酸）のピーリング治療です

ミラノリピールはイタリア・ミラノで生まれた医療用ピーリング剤で、ヨーロッパで国際特許を取得しています。皮膚に優しく効果的に浸透させることが可能になり、施術中の痛みや赤み、ダウンタイムを気にせずに治療することができます。

トリクロロ酢酸

剥離作用および間接的な活性化作用を有するカルボン酸です。特定の内分泌系を活性化させます。薬剤を皮膚の深いところ（真皮層）にまで浸透させてくれる成分です。これによりコラーゲンなどの美肌成分が増生・活性化して肌質の改善効果があがります。

ラクトビオン酸

皮膚メタロプロテイナーゼ（MMP）の産生を減少させ、皮膚をクロノエージングや紫外線から保護します。

サリチル酸

静菌作用と鎮痛作用があり、皮脂によって拡大した毛穴を解放し、細菌増殖に好ましくない環境を作ります。

タルトル酸（酒石酸）

角質溶解作用に使用され、角質細胞の癒着を軽減。ニキビ肌、黒ずみのある皮膚の治療に効果的です。

クエン酸

Ca2+のような二価イオンのキレート特性を持つトリカルボン酸です。抗酸化作用に優れています。

上記5種類の酸に加えて、アミノ酸やビタミンが肌細胞に働きかけて、Ⅲ型コラーゲンを増やし、エラスチンやヒアルロン酸を強力に生成することによってハリと弾力のある肌へと導きます。

当院の施術の特長

ピーリングの施術内容

所要時間

30分程度です。

痛み

ミラノリピールは痛みがほとんどないとされています。しかし、薬剤を塗布しマッサージをしている最中に多少のピリピリとした痛みや、ひりつきを感じる場合もあります。

ダウンタイム

ダウンタイムは肌質や肌の状態により個人差がありますが、施術翌日から3、4日後に薄い皮むけがはじまり、1週間から10日ほど続くことが多いとされています。

施術後のお化粧

通常通りお化粧をしてお帰りいただけます。

施術の流れ

1.カウンセリング・診察

カウンセリングではお悩みの点をしっかり医師にお伝えください。診察の上、ミラノリピールを含め、お悩みの症状に対してどのような施術が可能かといった点や予想される効果、安全性などを詳しくご説明いたします。

2.クレンジング・洗顔

施術前に、皮膚表面のお化粧、日焼け止め、クリームなどを全て除去し、施術エリアを清潔にします。

3.施術

皮膚をマッサージをするようにして薬液を皮膚に塗布していきます。皮膚の状態を見ながら、一定時間（顔・首・デコルテで3〜5分程度、ボディーで5～10分程度）塗布した状態を保ちます。施術中は皮膚が軽くピリピリする感覚があります。一定時間経過後、水に浸したスポンジまたはタオルで薬液を優しくふき取ります。

4.アフターケア

施術後12時間はファンデーションの使用を控えてください。化粧水、乳液は施術直後から可能です。 施術数日後に約70％の人に皮むけが起こります。皮膚を無理矢理こすったりしないでください。施術後1週間は紫外線吸収剤の入っていない日焼け止めの使用を推奨します。施術前後2週間は、ピーリング剤やトレチノイン、レチノイン酸、ディフェリンゲルなどの使用を控えてください。

5.注意点

下記のような方は施術を受けられませんのでご注意ください。
・妊娠中の方、妊娠の可能性のある方、授乳中の方
・日焼け直後の方
・施術部位に悪性腫瘍のある方
・施術部位に開放創のある方
・施術部位の皮膚に強い炎症のある方
・アスピリン喘息の方、アスピリンアレルギーのある方

よくあるご質問

Q.ミラノリピール後はダウンタイムがありますか？

A.多少の赤みがでることがあります。また、施術後数日間〜１週間は皮剥けが起こる可能性があり、肌が乾燥しやすくなります。しかし、出血や内出血を伴う治療ではないため、すぐにお化粧可能です。

Q.どれくらいの間隔で施術を受けられますか？

A.当院でははじめに2〜3週間間隔で5回前後施術していただき、その後も定期的にメンテナンスを受けていただくことをお勧めしております。

Q.1 回の治療でも効果がありますか？

A.1回の治療でも化粧ののりや手触り等の実感は期待できますが、症状を根本的に改善するには３～４週毎に１回×５回/１クールの施術を行うことでお肌のサイクルが整って効果の持続も長くなります。

施術料金

表示金額はすべて「税込表記」です。
当クリニックの施術料金は、通常料金と会員料金の2種類を設けております。
当クリニックの会員制度にご賛同いただける場合は、会員料金にて施術を受診頂けます。
詳しくは「会員制度について」をご覧ください。